明日菜の正体と完全なる世界の目的―魔法先生ネギま!考察―

 単行本派の方にも読める記事です。


 今週、テスト勉強から逃避してたら時雨さんとこで面白い記事を見つけたのがことの始まり。

なので「アスナ、黄昏の死神、作られし内なる神」や
「神の中でつくられる黄昏の死神、アスナ」と言う意味かもしれません。

アスナの本名について調べてみた 時雨の製作日記

 なぜこれが気になったかというと、以前こんな予想を立ててたからです。

黒幕は「始まりの魔法使い」で、広域魔力減衰現象は「世界の始まりと終わりの魔法」。ならば「終わりの魔法使い」がいるはず。それが明日菜なんだろうか。

ファントム・メナスその4 ―魔法先生ネギま!233時間目感想― - 想造と共有

 ということで、明日菜が終わりの魔法使いと仮定していろいろ予想することがこの記事の主旨。


 明日菜が終わりの魔法使いの場合、始まりの魔法使いが大戦期のあの場*1に現れた理由が想像できる。
 あの時、明日菜を使った儀式により世界が終わろうとしていたと仮定する。すると、明日菜が力を発揮して世界が終る時、対となる始まりの魔法使いが現れ新しい世界を作り出すといったことが考えられます。
 とすると、始まりの魔法使いの正体が2パターンに分岐します。

  1. 明日菜と違い、実体や意思のない現象。
  2. 明日菜と同じく、実体や意思を持つ者。

 前者の場合はどの組織とも無関係。後者の場合は組織を率いて自ら世界をリセットしそうとしていたのでしょう。


 そして、もう一つの分岐。大戦期フェイトの「いまだに僕がすべての黒幕だと思っているのかい?」という言葉。

  1. 明日菜をさらったのは僕たちだとでも思っていたの?
  2. 僕を倒してもさらに上がいるよ。

 前者なら、フェイトが明日菜を救出しようとしていたのかなと思いますがかなり強引。ナギと戦う意味はないからね。ということで後者の可能性が高い。


 完全なる世界の黒幕が始まりの魔法使いなのかどうかはとりあえず置いておいて、完全なる世界の目的について。
 単行本最新刊を読み返して思ったのだが、完全なる世界が世界を滅ぼそうとしていた可能性は低いんじゃないかな。アーニャを「人間」だから殺すなと言ってたのが理由。完全なる世界の目的が世界の破滅なら、一般人の犠牲なんて関係ないだろうし。目的達成とともに皆死ぬんだから。
 「現実世界の人間」という意味なら別だけどね。まあ、そういう意味だと考えるとまたいろいろ思い浮かぶんだが。魔法世界の住人はすべて作り物だろうかとか。


 そして、この記事最後の分岐のネギの村を襲った悪魔の目的。これは明日菜をナギから奪還するためかもしれないね。あの村にはナギが長いこと住んでたし。明日菜がいてもおかしくないと考えたのかも。


 と、いつものようにグダグダ書いてしまった。結論がどこにも収束してないよー。まあ、予想するだけと決めた時から分かってましたが。
 重要なところに関して、表現があいまいだったりするのが考察の障害になっている。
 一度、あいまいな表現の可能性を列挙して、考えられる全パターンから矛盾のないものをピックアップしてみようかな。……誰か時間ください。


 >完全版へ続く(?)

*1:オスティア最奥部