天秤の傾き ―鋼の錬金術師第85話「空の箱」考察―

え〜。こつこつと作業してたのですが、はたとある考えが頭をよぎったので連続して更新。

以下は鋼の錬金術師に関するネタバレがあります。単行本派の方は注意してください。
また、以下に書かれていることは考察であり、今後の楽しみが奪われる可能性があります。そして、内容を信用するかどうかは個人の責任でお願いします。


今月の話で大総統の乗った鉄道が爆破された。


さて、話は単行本11巻〜14巻に遡る。(正確には11巻と14巻のみだ)
それらに収録されている話から考察して考えたことのうち、作品内で未だ明示されていない情報は
・お父様は東の賢者。
ホーエンハイムは西の賢者。
大総統は再生できない。


その理由だが、
ホムンクルス及びお父様の中には無数の魂(=賢者の石にされた人間)がある。
・大総統には一つの魂しかない。(ランファンが大総統を人間と間違えたことが証拠だし、大総統もマスタングにそう告げている)
・大総統は年を取る。
ホムンクルスは不死ではなく、再生限度がある。
そこから
・成長速度=魂の少なさ。(おそらく、ホムンクルスの一年間の成長=人間の一年間の成長/魂の数 だ)
・魂の数=再生の数+1。
が考え付く。


これが正しければ、大総統は行動不能に陥っている可能性がある。
身体能力は異常なので、爆発から脱出した可能性も十分あるけどね。

追記:さらにこれでホーエンハイムが年をとる方法が解決する。それとともにこの考えをホーエンハイムが思いつかなかったのかという疑問が発生したが……お父様との決戦のために賢者の石を残したままにしたのだろうか?