フロム・ソフトウェア2009年インターンシップ開始

 10日夜、インターンシップで使用するADVP(アドベンチャープレイヤー)の講習会を受けるため、京都を立つ。
 初めての夜行バスに揺られ、東京へと出発。
 しかし、眠れない。暗闇のため、本も読めないし、とりあえず瞼を閉じる戦略へ。
 そして3度目のトイレ休憩、ようやく眠りに落ちようとしていたとき、地震によって起こされる。結局1時間ほど眠ることができて、新宿に到着した。


 空腹と睡眠時間を補い、そろそろ講習会の時間。
 フロム・ソフトウェアへ向うために、笹塚へ移動する。
 しかし、電車に乗る時意味不明の事態が。笹塚へ至るルートが2つあることが判明。京王線京王新線京王線は笹塚へ直通、京王新線は笹塚との間に2つの駅がある。なんだこれ。意味が分からない。
 そして何故か京王新線に乗ってしまい、笹塚へ。


 笹塚から歩くこと数分、フロム・ソフトウェアへ到着。
 そして講習会が始まる。
 出欠確認の後、人事の大森さんと、その相方である立野さんの自己紹介。
 いや〜大森さんかっこいいな〜。
 しかし、大森さんの一言で参加者全員に衝撃が走る。
フロム・ソフトウェアの時点でインターン参加者に女性はいません!」
 なん……だと!? そして周りを見渡して気づいたことが一つ。眼鏡(私含む)多くね? かけてないのって1人、2人なんだけど。人事の2人も眼鏡かけてるし。


 大森さんが諸々の注意事項を話された後(大森さんかっこいいな〜。)、ついに川手さんが登場しADVの説明が始まる。


 インターンシップではPSPのゲームソフトADVPを使用してアドベンチャーゲームを作ってゲームを作っていくわけだが、ゲームの作成はPC上で行われる。
 のだが、コードを書く必要はない。画像を1つのオブジェクトとして、複数のアクションを並べてフローを作成してゆくだけである。
 コードを書いたことがない人でも英語(ifとか)を読むことができればゲームを製作できる。まあ、ゲームツクール系のゲームソフトを使っているので当たり前なのだが。
 しかし、開発ツールには欠点が。
 まず、「適用」をクリックしないと、変更が上書きされない。一つの場面について変更を加えた後、「適用」を押さずに違う場面の作業へ移ると、変更した内容が消える。これは怖い。インターン中に何度か苛められそうだ。
 そして2つ目。Tabで次のフォームに移動できない。だからマウスを使わなければならないのだが……マウスパッドの摩擦力が高くてうまくマウスを動かせなかった。


 ADVPの説明も中頃、実際に過去のインターンで制作された作品が紹介される。画像を多数用意することで、アドベンチャーだけでなく、ミニゲームや動画も作れるようだ。
 そして、大森さんから再び衝撃の事実が。
「これくらいのを2作品作ってもらいます」
 なん……だと!? 大森さんは精神攻撃がすさまじい。HPを減らすのではなく、MPを減らしてくる。ダンジョンで一番遭遇したくないタイプだ。それでも大森さんはかっこいいな〜。


 そして講習会が終わった。
 夜行バスが出発する23時まですごく暇だ。ということで、今回の参加者に食事でもいかないかと声をかけたところ、付き合ってもよいというお方が2人現れる。
 一人はエンジニアだが、物体の表面の反射光を計測しをCG化しようという研究をしている。
 もう一人は、デザイナで、ツールのデザインを勉強している。
 今回インターンに参加した目的の大半は人との特にデザイナとの交流なので、こういうのはできるだけやっていきたいなと思う。


 東名が通行止めになっている可能性があり、帰りのバスが心配でしたが中央道を通るとのこと。
 でも、中央道の交通量が半端なく、京都へ着いたのは昼でした。そしてやっぱりバスの中ではあまり眠れず。やべぇ、これを続けていく自信がなくなってっきたw 途中で移動手段が新幹線になるかも。


 いよいよ始まったインターンシップ。本番は17日から。できるだけ来年度からの参加者の参考になるように、日記を書いていこうと思う。