Select Misted Goal―まどかマギカ10話感想・考察―
久々に先を予想するのが楽しいアニメだし、現実逃避気味に最終回予想(?)でも。
ちなみにまどかが願いで自身を含めて全てを救うことは考慮していない。
関東では放送中止されたようなので以下格納。
さて、10話でほむほむが自身の願いによってループしていることが明らかになった。
ループ発動の条件がよくわからないんだけど、さすがに無制限じゃないよな。。。無制限ならさやかと杏子がいなくなった時点でやり直すと思うし。
ほむほむの「まどかを守りたい」という望みを考えると、当然条件としては、以下の2つのどちらかを満たすことだろう。
- まどかが死亡
- まどかが魔女化
逆に上記2つのいずれかを満たすことがほむほむの敗北条件となる。
魔法少女になると将来的に魔女になることは避けられないため、ほむほむの勝利条件は、まどかを魔法少女にしないことになる。
これ、勝利条件じゃないよね。。。ほむほむはワルプルギスの夜を越えれば街を去ると言ってけど、嘘でしょ。まどかをずっと監視してないと、勝利条件を達成するの無理だし。
となると、ほむほむが「勝利」するための条件は
- まどかが魔法少女になる前に、QBがまどかのことを諦める
である。そのためには、「まどかが魔法少女にならずにQBの目的が達成」できればいい。
さらに、「ほむほむが魔女化してまどかを襲わない」ことも勝利条件に含まれるでしょう。QBは目的さえ達成すれば、地球がどうなろうと構わないみたいなので。
ここで、魔法少女-魔女システムについて纏めると。
魔法少女になる契約についてだが、ほむほむの願いのときに、QBいはく「君の願いはエントロピーを凌駕した」。この意味を、「君の願いが将来(魔女になったときに)生むエネルギーが、君の願いを叶えるために使われるエネルギーを上回っている」と解釈する。要は、「魔女になったときに利子をつけてエネルギーを返すので、エネルギーを借金して願い事を叶える」システムという解釈です。
ほむほむが時間を戻すのに膨大なエネルギーが必要で、ほむほむが将来生むであろうエネルギーは必要なエネルギーを上回っていることになる。
(というか時間を戻す技術あるならもっとやりようがあるだろうQBよ)
しかし、ほむほむはループするたびにエネルギーを消費するわけで、QB大赤字である。。。。
のはずなんだが、QBが前回のループの最後で言っていたことがキーポイントだと考えた。
「エネルギー回収のノルマは概ね達成できたしね」
10話で確認できるだけでも繰り返す世界の中で、まどかは2回も魔女化している。そのせいでノルマ達成にあと一歩のところでまできているのだとすれば、QBの目的を達成するのはそう難しくない。
前回の最後に回収できている総エネルギー − 時間を戻すためにほむほむが使用したエネルギー + 今回の世界でさやか含めて複数の魔女化によって得たエネルギーの利益分
が、現在QBの蓄えているエネルギーである。もう1回くらいまどかが魔女化すれば万事解決じゃねw?
ということで、私的なED予想は。。。。
。。。。。。あれ、超絶バッドエンドっぽいんですけど。
というか、この設定じゃどう動いても全員ハッピーエンドに持っていくの無理じゃね? いやそもそも虚淵にそんなもの期待してないんだけども。
まどかが魔法少女化してもいいなら5人が協力する展開には持っていけそうだけど。魔法少女になった時点で将来的な魔女化or死亡が約束されてるからね。。。魔女を狩り尽くしたたら自害しか道がない。
やっぱまどかが強引にハッピーエンドに持っていくしかねーのか?
蛇足。
ワルプルギスの夜は今回の1回だけでいいのか? 世界中で定期的に何回も発生するならもうどうしようもねぇな。。。