感情豊かな無表情
今日は今週発売のものを数冊買ってきました。
ヒナギクの可愛さについて語るのもいいのですが、今日の話は……
咲かわえぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜!
今日ピックアップする作品、付喪堂骨董店は、xxxHOLiC臭がしたため気になりながらも手に取ることはずっとなかったのですが、数ヶ月前に友人に薦められ読むことになりました。
すると、面白い面白い。
すぐさま三巻とも読了してしまった。
そして、今月めでたく四巻が発売したのです。
あ、まだ四巻は読んでませんw
- 作者: 御堂彰彦,タケシマサトシ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/10/01
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 62回
- この商品を含むブログ (110件) を見る
この作品の面白さですが、やっぱり咲の存在が大きい。
彼女は全身黒一色、無口で感情が表に出ないキャラなんですが、本当は感情が豊かなんですね。
涼宮ハルヒの憂鬱シリーズでは長門が人気だけども、彼女にかなり似たキャラクターです。
長門の真骨頂は涼宮ハルヒの消失でしょう。
普段感情を表に見せることはなく、我々(やキョン)は彼女の言動や行動から僅かな感情を拾うことができるだけです。
その長門が感情をモロに表に出したのが涼宮ハルヒの消失なわけです。
今までは推測する、または妄想するwしかなかった彼女の感情が本当に存在したことを確認できた。そうすると読者は違う場面に対してそれをフィードバックできる。
すると妄想がさらに広がるわけです。
無表情ながらも照れてるんだろな。嬉しいんだろなと。
そう考えながら読むのがすごく楽しい。
それが長門が人気な理由の一つだと私は考えてる。
少なくとも私はそうです。眼鏡が原因じゃないよw
で、話を元に戻すと長門における涼宮ハルヒの消失と同じものが付喪堂骨董店にもあるんですよ。
それも毎巻! 毎巻ですよ!
付喪堂骨董店は短編集で毎巻四話構成です。
しかし、最後の一話は少し毛色が違い、話の半分がなんと咲視点で語られる。
それが可愛いのなんのって!
主人公の刻也に突然プレゼントを貰って動揺したり、綺麗になるために化粧を始めたり、ハグやキスにドギマギしたり。
普段無表情の彼女が大いに感情を見せる。そんな話が何度もあるんですよ。そりゃあ、お腹いっぱいになりますってば。
だらだらと書いてきましたが、何が言いたかったのかというと
咲かわえぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜www
そうそう、四巻の表紙はこれまでと違い咲がすごいおしゃれです。
可愛いぃぃぃ〜〜〜。
- 作者: 御堂彰彦,タケシマサトシ
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/07/10
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 24回
- この商品を含むブログ (52件) を見る