守れなかったもの守りたいもの ―機工魔術士紹介―

先週予告したとおり、今週紹介するのは、今日最終巻が発売になった機工魔術士です。
河内先生お疲れ様でした! 次回作も期待しております。

機工魔術士 -enchanter- 17 (ガンガンWINGコミックス)

機工魔術士 -enchanter- 17 (ガンガンWINGコミックス)

ちなみに十七巻の感想は明日うpする予定。


さて、紹介していこう。


このマンガにおける魔法使いは、魔具を作成する機工魔術士(エンチャンター)と呼ばれる者たちだ。
エンチャンターは自分が作った魔具に魔力付加(エンチャント)して特殊効果を付加する。
エンチャンターとして有名なのは三人。
フルカネルリ、パラケルススカリオストロ。どれも歴史上の錬金術師である。
フルカネルリに瓜二つな主人公の晴彦は、魂だけの存在となった彼の力を受け取り……。


といったプロローグ。


最初の頃はお姉さんエロエロ&襲われまくり。
作者がいはく、少子化に歯止めをかけるマンガ。
……だったのだが、メルクーリオ編(七巻〜九巻)によって転機を迎える。
ここからシリアス。
晴彦に初めて絶望と苦悩が訪れたときでもある。

機工魔術士(enchanter) 9 (ガンガンWINGコミックス)

機工魔術士(enchanter) 9 (ガンガンWINGコミックス)

メルクーリオ編前に投げ出した人、私と同じく主人公が苦悩する姿に快感を覚える人wはぜひメルクーリオ編まで読んでみてください。
続きが読みたい。
そう思っていただけるのではないでしょうか。