脅威の瞬間最大風速 ―初恋限定。紹介―

 まずは感謝の言葉を。
 時雨の製作日記さん、全く面識が無いにも関わらず私が勝手に丸投げしたラテン語考察をやっていただき、ありがとうございました。これからの記事も楽しみにしております。


 お久しぶりです。今週はネギまが休載ということもあり、一週間強ご無沙汰しておりました。
 mixiにはだらだらとどうでもいい文を書いてたのですが、こちらは野放し状態でした。
 この一週間は熊本&熱海のために殆どプレイしてなかったテイルズオブヴェスペリアをちょくちょく進めてました。今は中盤。やっとコンボが面白くなってきた辺りでしょうか。
 リタかわいいよリタ。
 しかし、このゲーム、金が足りなくありませんか? スキル集めるために合成してたら金が明らかに足りなくなるんですが……。最近は金稼ぎがかなり作業と化してます。あとラルゴ(?)邸に再度入ることができないのも厳しい。硬い皮が手に入らないよ〜。
 来週にはインフィニットアンディスカバリーが発売するのでそれまでにはクリアしたいな。



 では本題の今週の一品。
 このコーナーではできるだけメジャーな作品は控えていたのですが、今週購入したのはジャンプ漫画だけだったので、今週の紹介は最終巻が発売となった河下水希先生の初恋限定。です。(本当は電撃文庫フラゲしたが、来週の話題がなくなるので来週に回しますw)

初恋限定。 1 (ジャンプコミックス)

初恋限定。 1 (ジャンプコミックス)

初恋限定。 4 (ジャンプコミックス)

初恋限定。 4 (ジャンプコミックス)

 河下先生は素晴らしい画力でキャラクターを描く方で、ここぞっていうシーンでは心が震えてしまう。
 瞼に焼きつくシーンや心が震えるシーンがあるかないか、その一点が、これから何年、何十年経っても記憶に残っているかどうかの決定に多いなウェイトを占めていると思っている。だからこそ、(私がこんなことを言うのはおこがましいことだが、)心を震わせるシーンを描くことは素晴らしい才能だろう。
 そんな震えるシーンが怒涛のごとく描かれたが河下先生の代表作であるいちご100%の16巻〜19巻だ。いちご100%を途中で放棄した方は余裕があれば16巻以降を読んで欲しいと思う。15巻までは登場人物紹介、16巻からが本編と言ってもいいくらいすごい展開だった。
いちご100% 16 (ジャンプコミックス)

いちご100% 16 (ジャンプコミックス)

いちご100% 19 (ジャンプコミックス)

いちご100% 19 (ジャンプコミックス)

 だが、そんな河下先生の欠点は男性主人公の魅力のなさ、感情移入のしにくさと言われている。
 そんな河下先生の今回の作品、初恋限定。はオムニバス形式で基本女性が主人公となっている。とても魅力的な女性キャラを描く河下先生の能力を最も生かせる構成ではないだろうか。
 もちろん、素晴らしいキャラに負けない素晴らしいシーンも用意されている。3巻収録の千倉ちゃんメインの話。この話のラストシーンには胸を打たれた。


 ではキャラクターへの愛をw
 どばちゃんがかわいいんだぁ〜もうっ!
 どばちゃんこと土橋さんは日焼けボーイッシュなスポーツ少女。
 片思いが多いこの作品において1巻でいきなり彼氏ができた。そして、その独走は最終巻まで続くことになる。
 彼氏がいる唯一のキャラなため、彼氏の前でもじもじしたり、彼氏といちゃいちゃしたりとすごく優遇されている。描かれるかわいさが半端ないんだよ!